状況
- 「レ・ミゼラブル」の第五部のルビ振り作業もいよいよ終盤
- 今は最終チェックで通し読みでの確認作業(二回目)の途中
- 作業の様子を残しておくと面白いかもなんて録画、録音してみた
ルビ振りの目的(読み上げのための)とか
- 漢字を正しく読み上げさせる
- 単純な読み間違いの修正
- ふりがなの補完、補填
- 当て字とか方言の読みを直す
- 例:買うてんか(かうてんか→こうてんか)
- 誤字と思われる部分の修正
- リスト行き
- 長文だと読み上げが止まってしまう場合があるので長文を区切る
- 半角コロン(:)をつけると文章を区切ってくれる
- 間を取りたい部分で間を取れるようにする
- 半角スラッシュ(/)や全角ダブルコート(”)とかでなんとかする
- 「は」「へ」を正しく読ませる
- 「わ」と読んでもらいたい「は」は「は-」とすると結構いける
- 「ほうへ」で「ホウヘ」になってしまう場合には「ホウへ」としてやると結構いける
- ちょっとなに言ってるか分かりにくいかもしれない
- 抑揚が気に入らない部分を修正する
- ひらがなより漢字の方が分かりやすい抑揚になるって場合が結構ある
- 半角ハイフン(-)を入れることで期待する抑揚に近づくことがある
- 聞き取りを考えて分かりやすい言葉に読み替える
- 例:卓布→テーブルクロス
- 読みとしては一般的でなくてもふりがな文庫にあるなら多分大丈夫
- 時には臨機応変、大胆不敵に
- いくらこだわってルビを振っても
- google tts の方で読み方が変わっることがある
- せっかくルビ振って直したのに元々のが直ってるとかルビで直してしまったために却って読み間違うとか、けどこれは仕方ないと諦める
- google tts の方で読み方が変わっることがある
自動送りについて
- 「レ・ミゼラブル」から自動送りの秀丸マクロを作成して活用するようにした
- 変更したい箇所があまりに多すぎたので、moon+ reader pro でのマーク機能ではとても追いつかないって泣きながら作った。でもおかげで読み上げの精度は一段上げられた気がする
- アンドロイド端末での読み上げ音声を追っかけて、読み上げては修正を繰り返す
- 読み上げ音声を追っかけ易いように一時停止と早送りの機能をつけてある
- 一時停止があれば巻き戻しは必要ないと思ってる
動画について
- パソコンで録画したものにアンドロイド端末で録音した音声を被せてた
- 読み上げはアンドロイド端末(moon+ reader pro)
- タップ音はWindowsのもの
- なぜか画面と音声がちょっとズレてるように感じる部分があった
- 一応修正したつもりだけどうまく直ってるのかどうか分からない
- 途中、秀丸の操作ミスが何カ所か有る
- あまりにひどい部分は削除した
- 内容についてはあまり本編に関係ない部分を選んでみた
- 幸いレ・ミゼラブルにはそんな部分がいくらでもある。ただパリーの下水道についてってチョイスはどうだったろうって思わないでもない
読み上げプロジェクトについては
- それ用に作った秀丸マクロの使い方なんかを紹介したいと思ってたけどあまり出来てない
- そもそも需要がなさそう
- ruby使って秀丸マクロを作るなんて邪道で受け入れられにくそう
- 音声合成で日本語を正しく読ませるためにテキストを加工しようって人がほとんどいない
- 使い方が限定されすぎてて汎用性がないような気がする
- 置換リストの正規表現オプションの記号とかマイルールでこれが最適とは思えない
- 秀丸マクロをけっこう頻繁に変更するのでアップした内容がすぐに古くなるかもしれない
- 動画を撮ったり編集したりって作業が苦手なうえに面倒くさい
- 解説とかつけようと思うとさらに面倒
- そもそも需要がなさそう
- 自分の現状到達地点の確認という意味で実際の作業の様子を記録しておくのなら、たまにはできそう
置換リストについては
- 今は地道に読み上げさせて間違い探してひとつずつ置換リストに登録してる
- 将来、ビッグデータ処理してAIの読み上げ能力が飛躍的に向上したら地道に積み上げてきたリストが全て無駄になりそう(でも、早くそんな時代が来てほしい)
最後に
- 一応、月にひとつは青空文庫読み上げコレクションを増やしたいと思ってるのに通し読みでの確認作業に飽きてこんなのあげちゃった、これから作業頑張る
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