igus

青空文庫に芥川竜之介の死をアップロードしました。芥川自殺の報に接したときの驚きと生前の彼との交際について。芥川に対しては親しみと敵愾心とコンプレックスとの複雑にもつれた感情の内を行ったり来たりしていたように見受けられる。

青空文庫に猫町をアップロードしました。萩原朔太郎は相当な方向音痴。猫の町に迷い込む話といえばブラックウッドの「微睡みの街」を思い出して、そんな町がどこかにあるならちょっとだけ迷い込んでみたい。

青空文庫にわれはうたえどもやぶれかぶれをアップロードしました。犀星翁の面白すぎる闘病記。無事に退院できてよかったよかったなんて思いきや、発表後二月ほどで亡くなったと知って驚く。

青空文庫に家なき子（下）をアップロードしました。ヴィタリス一座の崩壊、植木屋修行、新たな旅に炭鉱事故、さまざまな苦難を乗り越えて迎える大団円。章の変わり目などで間を取るのに「◇（白菱形）」を使っていたんだけど、以前は無音であった googl...

青空文庫に家なき子（上）をアップロードしました。優しい養母から引き離されてヴィタリス親方の一座となって各地を回るルミの旅。

青空文庫に最後の大杉をアップロードしました。大杉栄の最後の日々。娘の魔子ちゃんが不憫。

青空文庫に斎藤緑雨と内田不知庵をアップロードしました。斎藤緑雨は亡くなったとき「僕は、本月本日を以って目出たく死去仕り候」という広告を新聞に載せた人。内田不知庵（内田魯庵）の人物評伝は面白い。

青空文庫に小泉八雲の家庭生活をアップロードしました。2025年後期の連続テレビ小説「ばけばけ」の予習にどうぞ。作品に直接は関係ないけどラフカディオ・ハーンとゴーギャンがマルティニーク島で出会った少女と一緒に冒険するのは「うたかたエマノン」（...

青空文庫にシベリヤの三等列車をアップロードしました。昭和6年、満州事変のさなか片言のロシア語でシベリヤ鉄道に乗って一人パリへ向かう林芙美子（28歳）の記録。