ジャン・クリストフ_12

青空文庫にジャン・クリストフ_12をアップロードしました。

クリストフの臨終の場面は初読のときから強く印象に残っている。「生涯において成したことはわずかであったが、できるだけのことはやった」という心境。音楽家として成功を収めながらまだ満足せずに脳内に響く新たな和音に心ときめかす情景。また自分も人生を終えるときには「できるだけのことはやった」という境地に立っていられたらなんて思った。

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